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1979(昭和54年)~1982(昭和57年)モデル

1979-1982green.jpgローリングス社製、ニットタイプ。
昭和54年の第51回春の選抜大会出場時に新調され、
1回戦では天理(奈良)を撃破し、2回戦では池田(徳島)に惜敗したが、
全国に「鶴商学園」の名を知らしめた代表的なユニホームである。

当時、高校野球の基本色は白・黒・紺が主流の時代のなかで、
帽子・アンダーシャツ・ストッキング・ヘルメットが深緑色(モスグリーン)というのは
非常に珍しく、第51回センバツ出場校の中でも一際目立つカラーリングであった。

ちなみに前年の夏の選手権に初出場した際に着用していたユニホームには、
襟元・袖口・パンツサイド・ベルト通しに黒いラインが施されていたが、
選抜出場が不確定だったことや(東北大会ベスト4)、
生地素材が綿からニットに切り替わる時流の中で、ライン加工が間に合わなかった。
http://kyakyufan.web.infoseek.co.jp/senkoukeika/79.htm

胸のマークは緑地に金縁で「Tsurusho」と筆記体で施されている。
左袖には校章が刺繍されているが、右袖には校名は入っていない。

完全フルオーダーの証、ウエストには赤タグ、襟には白タグというダブルタグが特徴的である。

IMG_0001.jpg1981(昭和56年)第63回夏選手権大会出場時にも使用しており、
開会式では三浦淳一主将が選手宣誓を行なった際にもこのモデルを着用し、
その知名度を全国区で不動のものにしたといえよう。

第63回選手権大会では近江(滋賀)と対戦し3-4で惜敗している。

当時の近江が鮮やかなスカイブルーに対し、鶴商はモスグリーンが基本色であり、
実況アナウンサーが試合中に「両チームとも非常に派手なユニホームです。」と伝えたことから、
後に高野連から指導を受け基本色を黒に変更されたと噂されたが、
真相はユニホームの規定変更に伴うためである。

それまでは、高校野球でも赤ヘルやツートンカラーのヘルメットが採用されていたり、
プロテクター・レガースも多彩色のものが使用されていたが、1983(昭和58年)に
白・黒・紺に規定統一されたため。

IMG.jpgこのモデルは1983以降も、春季・秋季大会用のニットとして
その後数年間は公式戦でも着用されていたが、
後に、同じくローリングス製のニットを新調したことにより廃止された。

 
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