事務連絡からカルトな話題まで満載
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おつかれさまです。
創部50周年記念誌編集担当・平成5年度卒の田澤健一郎です。
不定期でお届けしています記念誌の制作レポート、
本日も前回に続き野球部OB以外の方、しかし、またまた我々と同じくらい鶴岡東野球部に
思い入れが深い方の登場です。
それは2010年、夏の山形大会決勝まで進出するも惜しくも敗れた際の左腕エースで、
後に巨人でプレーした渡辺貴洋さん(中条中出身)のお父様・渡辺弘志さん。
記念誌には「NPBに進んだOBたち」という企画がありまして、
そこで渡辺さんを紹介するために、掲載用写真をお借りしようと新潟は胎内市、
旧・中条町にある弘志さん経営のラーメン店「麺楽」にうかがった次第。
「貴洋の高校時代は、自分も甲子園をかけた戦いをしていたような感じだったねえ」と、
弘志さんは当時の思い出話をたくさんしてくれました。
思えば2010年の夏、私は29年ぶりの甲子園に王手をかけた母校の結果を知り、
いくつかの仕事を延期して東京から山形へ、日帰り応援に行ったものでした。
試合は延長戦にもつれ込む大熱戦の末、惜しくも敗退。
大会を1人で投げ抜いた渡辺さんの姿は、今も印象深く記憶に残っています。
この悔しさをバネに、翌年、鶴岡東は30年ぶりの甲子園を決めます
(もちろん再び日帰り球場応援)。
それはもう感激の嵐だったのですが、一方で「渡辺くんにも甲子園で投げさせたかったな」と
1年前のシーンが頭をよぎりました。
それだけに、同じ年の秋、渡辺さんが巨人にドラフト指名された時は自分のことのように
嬉しさを感じました。
その後、鎌ケ谷スタジアムのイースタンリーグで渡辺さんが好投する姿も観戦。
高校時代の悔しさが報われたように思え、本当によかったなあ、としみじみ喜んだものです。
そんな話をすると、弘志さんからは
「貴洋は佐藤監督のおかげでちょっとやそっとじゃへこたれない強さを身につけたし、
テングになることもなかった。鶴岡東に行って本当によかったと思うよ」と
うれしい言葉をいただきました。
渡辺さんは今年もBCリーグ・新潟アルビレックスBCの現役選手としてプレーしています。
登録は外野手と、現在は野手メイン。
ただ、弘志さんによると投手を諦めたわけではないとのこと。
そんな限界まで現役にこだわる姿は、まさに「ちょっとやそっとじゃへこたれない強さ」を
体現しているようだな……なんて弘志さんが精魂込めてつくっている新潟で大評判で、
佐藤監督もお気に入りという白菜キムチとニラキムチをトッピングし放題の
麺楽「みそとんこつラーメン」をいただきながら思ったのでした。ごちそうさまです!
とっても美味しいので、みなさんも新潟・下越方面に御用がある際は
ぜひ「麺楽」にお立ち寄りを!
そして渡辺貴洋「選手」に今季も大きな声援を!
【4月19日facebook OB会ページ掲載】